水冷ベストは、昨年から話題となり、瞬く間に完売した次世代型の熱中症対策アイテムです。今年の夏も例年以上の猛暑が予想されており、水冷ベストへの期待が爆発しています。
水冷服・水冷ベストは、凍らせたペットボトルや氷で冷やした水を内側についたチューブ内をバッテリーの力で循環させることで、体を冷やすベストです。外気温との差で-5℃から-15℃の冷却効果が得られます。今年は多くのメーカーが生産し、国内作業着メーカーも参入しており、一大市場となっています。
水冷ベストは、空調服と比較して以下のような特徴があります:
- 【水冷ベスト】がおすすめ:
- 粉塵や火花が飛ぶ作業環境(鉄鋼業、溶接業、塗装業など)で使用できる。
- 食品工場や飲食店などで異物混入を避けるために着用できる。
- 警備員やガードマン、消防士などの制服が変えられない環境で使用できる。
- 高温の環境での作業に適している。
- 屋内作業や接客業の方にも適している。
- 【空調服 ®・ファン付き作業着】がおすすめ:
- 屋外での長時間作業などで氷が解けてしまう環境で使用する場合。
- フルハーネスを着用する方。
- 【空調服 ®・ファン付き作業服】+【水冷ベスト】で最強!:
- 水冷服は空調服のインナーとしても着用可能。
- 併用すると極楽体験だが、空調服を作動させると氷の解けるスピードが速くなるデメリットがある。
実際に水冷ベストを着用した感想は、「冷たい!」という感覚が持続し、駆動音はほぼ無音で邪魔になりません。ただし、氷の持続時間に注意が必要で、最大で稼働すると2時間程度で氷がとけてしまいます。
ただ、最近はコンビニなどで氷や凍らせたペットボトル等が購入できるので、とけたら補給するという考えでガンガン使いましょう。とけたドリンクは水分補給にもなるので、一石二鳥です。
サイズはフリーサイズでベルトによって調整可能です。私は176cmで70kgの体型ですが、ベルトで締めることによってしっかりと身体にフィットします。
気になるバッテリーの持ち時間ですが、個人的には二個持ちをお勧めします。わたしが購入した水冷ベストには5000mAhのバッテリーが付属していたのですが、最大出力で使うと昼過ぎには使えなくなりました。
以下は、水冷ベストに関する情報を元にした表です。水冷ベストは熱中症対策に効果的であり、特定の作業環境や好みに合わせて選ぶことができます。
商品名 | 販売者 | 販売価格 | 公式サイトのURL | 特徴 |
---|---|---|---|---|
アイスマンべストPRO | ヤマシン | 16,500 円 | リンク | -5℃~-15℃の冷却効果が得られる。粉塵や火花が飛ぶ作業環境で使用可能。 |
水冷クールベストLite | THANKO(サンコー) | 13,500 円 | リンク | 脇の下までしっかり冷却できる。屋外での長時間作業に適している。 |
ウォータークーリングベスト | ジーベック | 価格未記載 | リンク | 脇の下まで冷却できる。フルハーネスを着用する方に適している。 |
アイスドウォーターベスト | アイトス | 価格未記載 | リンク | 脇の下の太い血管を徹底的に冷却できる。サイズ調整可能でフリーサイズ。 |
以上、水冷ベストを使用したレビューになります。年々猛暑がきつくなっていく近年、熱中症対策も兼ねて水冷ベストの導入を検討してみてはいかがでしょう。
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