人生で1番にリスクを取ったのは、父が死んだ後に会社を継いだこと。
当時会社はリーマンショック後の不景気真っ只中で、借金もそこそこあった。
そんな中で会社を継ごうと思ったのは、父が長年続けてきた会社を借金があるまま閉めるのが申し訳なかったからだ。
前の会社を体を壊して辞めた私を拾ってくれた恩を返したいというのもあったし、せめて少しでも借金を減らしてから閉めた方が母にとっても良いと思ったからだ。
結局全ての借金は返済できずに会社は閉める事になったけれど、しばらくとはいえ自ら社長として会社を運営したからこそ、今の会社にも転職できたし、精神的にも成長できたとおもう。
借金のある会社を継ぐ事は怖かったし、リスクもかなりあったと思うけれど、そのおかげで今の私があるのだから、後悔はしていない。
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