今回は2024年1月に発売されたダンロップのCXシリーズの新作の中から、軽量タイプの一本「CX200LS」を実際に使ってきたので使用感などをインプレしていきます。
ダンロップ CX200LS 基本スペック
重量:290g
フェイス面積:98平方インチ
長さ:27インチ
バランス:325cm
ストリングパターン:16×19
フレックス:RA65
フレーム厚:21.5mm フラット
「シン・ボックスラケット」のコンセプトのもとバージョンアップアップしたニューCXシリーズ。
「CX200」の軽量バージョン。パワーとスピン性能を高めた98平方インチの新ボックス形状フレームを採用。
CXラケットならではのしなりとホールド感で、ハイレベルなボールコントロールを可能にし、鋭い振り抜きで、どんなショットもしっかりと打ち込める軽量アスリートモデル。
詳しい進化内容はホームページへのリンクより
CX200LS ストローク
若干トップヘビーなバランスだけど軽量モデルなだけあって取り回しは非常に楽ちん。
ラケット操作がしやすいからか素人目にみてもコントロールの精度は良くなっているきがする。
ボックス型ラケットらしいホールド感と、ボール掴んでから飛ばす感覚も心地よいです。
軽量モデルではあるが、打ち負けるという感じはほぼなくて気持ちよくラリーを続けることができる。
ただ弾道を上げるのがちょっときついので、スピンボールでネットの高い所を通す弾道を求めるプレーヤーには合わないかもしれません。
CX200LS ボレー
ボレーに関しても取り回しはおおむね良好です。トップヘビーなバランスなので速い突き玉には若干の遅れがある感じはします(技術の問題かも)。
コントロール性能はストロークよりも良く感じました。ストローカーの足元へ狙った通りのボールが行くことが多かったです。
ボレーに関しては軽量モデルのデメリットが感じられる場面があります。
それは強スピンボールを打ってくる中上級のプレーヤー(県選手権出場者、20代男性)とやった時です。スピン量の多さ+スピードで、ラケットを押される感覚が結構ありました。
CX200LS サービス
サービスは最も恩恵を受けられていると思います。
軽量なのでスイングスピードを上げやすく、またラケットコントロールもやりやすいです。
ラケットコントロールがやりやすいのでコントロール性能も上がりやすく、コースの打ち分けもいつもより簡単にできました。
まとめ
ダンロップのCXシリーズはコントロール性能を謳っているだけあって、コントロールの良さを素人でも十分に感じることができるし、その恩恵を受けることができる。
今回は軽量モデルの「CX200LS」を購入しましたが、軽量ゆえのデメリットはそこまで感じませんでした。
CX200LSは低い弾道、速いテンポで攻めたいプレーヤーや、コントロールとプレースメントを重視するプレーヤーに向いていると思います。ダブルスで平行陣を得意とするプレーヤーにはむいているのかも。
また軽量のなので、女性のプレーヤーにもオススメだと思います。
ただ試合で使う際には、パワー全開でゴリゴリのスピンで攻めてくるプレーヤーとは相性があまり良くないと思うので、その点を補う作戦が必要になると思います。
以上、ダンロップの2024年の新作「CX200LS」の使い心地の体験レビューでした。
ちょっと気になったって方は下記からチェックしてみてはいかがでしょうか。
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