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無題

今回の事件を受けて思ったこと、考えたことを書き留めておく。

先ず大前提として、日本という国が法治国家である以上このような形で人の命を奪うことは許されないし、犯人は法に基づいて罰を受けなければならない。最近ではこの様な事件が起きるとネット上ではすぐさま個人が特定されることが多い。場合によっては家族や勤務先、通っていた学校の情報までもがネット上に簡単にアップされる。それによって加害者には法的な罰のほかに社会的な罰も受けることになる。時には家族おも巻き込んで…。

流石やりすぎではないか。個人的にはそう思う。確かに日本の警察や裁判所は加害者の人権に配慮しすぎて、被害者の方の思いや考えをないがしろにする傾向があるのも確かだ。それでも加害者本人以外に罰を追わせたり、制裁を加えるのは違う。罰を受け罪を償うのは加害者本人のみでなければならないと思う。ただ、犯した犯罪に対して量刑が合っていないというのも事実で、このことが加害者以外に矛先が向く原因になっているのかもしれない。

選挙戦の最中ということもあって、色んな政治家の方が哀悼の意を示したり、各国の要人も追悼のコメントを出したりしている。いつもは政治信条の違いから対立している人でさえも。だが、悲しい事にこういった時でさえ、自分の意見を曲げない人もいる。

参院選のさなかに元総理がこのような形で亡くなることは少なからず選挙戦に影響を及ぼすだろう。それは投票率の上昇であるかもしれないし、特定の政党の得票数かもしれない。ただ、それを公の場で、しかもメディアの前で発言するというのはどうなんだろう。政治家や活動家以前に人としてどうなのだろう。人一人が銃撃によって亡くなっているのに、どうしてあんなことが言えるのか心底不思議でならない。もし自分が同じような状況になった時、同じように言われたら、その発言を残された家族が聞いたら。

小学校の先生に言われた言葉

「自分がされて嫌なことはひとにしない」

もう一度この言葉の意味を考える良いきっかけになった。

散文失礼いたしました。最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

最後に、お亡くなりになった安倍元総理に哀悼の意を表して、合掌。

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