地すべり防止工事士は、斜面災害から日本の美しい国土と、かけがえのない生命及び財産を守る役割を担うプロフェッショナルです。
国土固有の地形・地質・気象条件から誘発される地すべり等の斜面災害の予防と対策については、豊富な知識と経験をもった「地すべり防止工事士」の活躍が不可欠です。
地すべり防止工事士の資格を得るためには、一般社団法人斜面防災対策技術協会が実施する国土交通大臣「登録地すべり防止工事試験」に合格し、協会規程に定められた手続きによって協会に登録することが必要です。この資格は、地すべりの調査対策工事にたずさわる技術者が必要な知識や技術が最高レベルにあることを証明するものです。さらに加えて技術水準の向上に努め、斜面対策業の健全な発展に寄与することを約束するものです。
「地すべり防止工事士」は、建設業の経営事項審査において技術職員として評価され、経営事項審査における加点対象となっています。加えて、一定の条件を満たすことで監理技術者としても評価されるようになりました。これにより、地すべりの調査・設計及び防止工事に関して「地すべり防止工事士」の従事を義務づけたり、公募型の大規模地すべり対策工事についての監理技術者・主任技術者の資格要件を「地すべり防止工事士」に特定している発注機関もあります。(以上、斜面防災対策技術協会HPより引用)
簡単に言うと、斜面にかかわる防災対策のスペシャリストのようなものです。その試験は筆記試験+経験記述の一次試験と、適格性についての面接試験があり、一次試験は6月中旬で後一か月しかありません。テキストや参考書は無いので、とにかく過去問をこなすしかありません。
通常業務をこなしながらはしんどいですが、やれるだけやってみます!
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